この本を読まれたくない、気持ち。になる1冊でした。

平成の若者をテーマにしている小説です。著者は朝井リョウさんで、現代の就活をテーマに描いた『何者』を執筆した方が新たに出した本です。平成に生きる私たちの姿、心の奥底を否が応でも露にして突き付けてきます。

平成を振り返ると、成績は相対評価から絶対評価へ。運動会の徒競走はみんなで手をつないで走るようになり、比べることより多様性を大切にしていこうとう流れがありました。また、就活でもエントリーシートにはやりたいことを書くようになり、Facebookではいいねを求め、インスタ映えする写真をとる。しかしそれは本音だったのか。

本当の自分。心の底にある心理。見つめたくないもの。

 

「お前は価値ある人間なの?」

 

平成の闇がどこにあったのか。

ともあれ、平成生まれとして読みながら共感できることや、かつての自分もそうだったなと思い返しながら読め、とてもおもしろい本でした。

読んでは欲しくないけどね(;^ω^)

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