グローブから介護へ

読売巨人軍を3年で自由契約の身となった”プロ野球崩れ”が、いったいどのようにしたら東京基督教大学で教授になるいう進路が与えられるのだろうか。野球一筋で、高卒、勉強は苦手。退団したあと職を転々した。この教会に限らず、進路に悩む若者は多く存在していて、就職をしないことや転職をすることなどに、大きな不安を抱えている。筆者もお好み焼き屋から、訪問入浴、老人ホームなど多岐にわたる職業に就くことになった。決して老人ホームを否定するつもりではないが、果たしてだれが老人ホームから大学の教授へと進路があると思うだろうか。神様の恵みの計り知れなさに、感嘆するばかりである。

私は訪問入浴の仕事をしている。一般的に見てもすごいと言えるような仕事は全くもってしていない。ほそぼそとやっているが、この本には励まされる言葉がとても多い。

 

”「それからイエスはすべての町や村をめぐって、会堂で教え、御国の福音を延べ伝え、あらゆる病気、あらゆるわずらいをいやされた。」

イエス・キリストは決して高いところから御言葉を述べ伝えられたのではなく、もっとも小さいもののそばに近寄りケア、つまり介護をされたのだ。”

 

”介護の仕事は、プロ野球のように勝った負けたで多くの人々を一喜一憂させる仕事ではないだろう。スポットライトも浴びないし、地味な仕事ともいえるだろう。

しかし、ルカ10章37節

「あなたも行って同じようにしなさい」

とイエス・キリストが命令された仕事は、プロ野球など足元に及ばないほど社会に必要であり貢献する仕事である。”

 

介護業界は華々しい仕事ではない。ヒーローになれるような仕事でもない。異性からも別に注目を集めるような仕事でもない。しかし、仕事の中でも私を通して主が生きる、そう言える仕事ではないだろうか。幸福の伝道師という思いで、明日からも仕事をしたい。

 

Share